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こんにちは!テノール・ボイストレーナーの岩井翔平です。
先週末あたりから突然話題となったクラブハウスというというSNSが話題です。早速私もアカウント登録してみました。よろしければフォローお願いします。
完全招待制で、しかもiOSしかアプリが対応していないことで、なかなかアカウント作れないことが逆に話題を呼んでいるかもしれません。あまりにも突然で、多くの疑問を呼んでいるのではないでしょうか?
音楽家、特にクラシックというのは、最先端の流行との縁が薄い分野です。新しいものに飛びつくことに対して心理的な抵抗は大きい方も多いのではないでしょうか?
しかし、昨年からのコロナショックで多くの演奏家が突然Youtubeを始めるという現象が、起きました。
コロナ前では、こんなに多くのクラシックの音楽家がYoutubeを始める未来が来ることを想像できたでしょうか?(かくいう私はYoutubeやっていません←おい。でもだからこそ早く始めればよかったかもしれないという気持ちに駆られてこの記事を書いています。)
ClubhouseというSNSが今後どうなるかはわかりません。しかし、早く参入したことが後々大きな成果につながることも考えられます。
というわけで、そもそもまだブログにも慣れていない私ですが、今回このClubhouseが音楽家にとってどんな活用の仕方があるのか、考察していきたいと思います。
その第一弾として、
「Clubhouseの特徴5つ」
を取り上げていきたいと思います。
①iOSのみ対応アプリである※2021年2月時点
現在はiPhoneでしか利用できないということです。ただしiPadでも使えるので、スマホがアンドロイドであってもそちらが使えます。ひょっとしたら、中古のiPhoneがclubhouse用で売れたりするのかな〜と思ったり。その前にAndroidに対応するのか?先が気になりますね。
②完全招待制である
これまでSNSは誰でも始められるのが普通でした。しかし、Clubhouseはアカウントを持っている人から招待されないと始められないという完全招待制を採用していることが大きな特徴の一つです。
しかも、何人でも招待できるわけではなく、原則1つのアカウントからは二人しか紹介できません。これによって、数日前にはTwitterで
「クラブハウス 招待」
というのがトレンド入りして話題になりましたね。
私はこの招待制というのが、Clubhouseが突然爆発的に話題になった原因だと考えています。
これは「サンクコスト効果」が少なくとも働いているのではないか?と思っています。これは、簡単に入手できたものよりも、苦労して手に入れたものに対して人は価値を見出すという現象のことです。なのでアカウントを入手しただけで強烈な価値を感じるようになったし、まだアカウントを入手できない人たちはより関心を高める事になったと思います。
ただ、アカウントが増えるほど招待券も増えていくので、理論的には毎日招待券の価値は半分になっていくということになります。つまり招待のハードルはいずれ下がってくるので、くれぐれも招待券をメルカリなどで購入しないようにしましょう。
もうひとつだけ注意するポイントがあって、アカウントのプロフィール欄に、誰に招待してもらってアカウントを作ったかというのが一生残ります。Twitterでみず知らずの人を招待してその人が変な発信などをすると、自身のアカウントのイメージダウンにつながります。こう言った理由で、招待する人は慎重に考えた方が良いのかもしれません。逆にとっても影響力のある人を招待すると逆にイメージが上がったりします。その辺りを戦略的に考えている人もいるようですが、少なくとも面識のある人を招待した方が無難かもしれませんね。
③アカウントは原則実名
しかし、現在見る限り結構匿名で登録している人も多いようです。このあたりはどうなるか謎ですね。ただ、アカウント名は何度も変えられるものではないようなので、慎重に決める必要があるかと思います。
④文字でチャット、映像、録音が一切不可能
このため、その場で偶然起きた会話を楽しむという要素が強いです。この辺りはあとで深掘りしていきたいと思います。
⑤タイムラグが少なく、実際に会って会話しているような感覚になれる
特にこの④、⑤の部分は大きな特徴だと思います。なので、Clubhouseのメリットと称して少し深掘りしていきたいと思います。
◯Clubhouseのメリット
- ①誹謗中傷などで荒れにくい
- ②偶然性が高い
- ③リアルタイム×面識ない人同士×会話できるSNS
- ④異業種での交流が起こりやすい
それではひとつずつ見ていきたいと思います。
①誹謗中傷が少ない
このSNSは文字が使えず、匿名性が薄いSNSです。
最近青汁王子のYoutubeをたまに見ているのですが、こんな動画がありました。
【ガチギレ】アンチと直接電話で喧嘩した結果
青汁王子がアンチとガチバトル!? Twitterでアンチに電話番号を教えたら電話は掛かってくるの!? 青汁王子のアンチってどんな人物なのか!! 緊迫の直接対決の行方はどうなる!?
Twitterで誹謗中傷する自分のアンチに対してDMで電話番号を教えたら、直接かけてくる人はいるのか?という企画でした。
これに対して、本当に電話してきたのはたった2人でした。
というわけで、やはり本人を前にして悪口を言える人というのは少ないようですね。
②偶然性が高い
ClubhouseではRoomという部屋があって、たまたまそれを見つけた人たちが自由に参加するシステムをとっています。
これにより、有名なインフルエンサーたちがばったり遭遇するということが現在進行で起きているようです。
私も偶然メンタリストDaiGoさんと与沢翼さんが「初めまして〜」と挨拶している瞬間に遭遇したりしました。インフルエンサーたちはとても楽しそうにしていますよね(笑)
③リアルタイム×面識ない人同士×会話できるSNS
これら全てが初めて揃って話題になったのはこれが初めてではないでしょうか?
例えばTwitterは面識ない人同士でもリアルタイムではなく、また文字での会話なので、コミュニケーションとしては薄い部類だと思います。
YoutubeやFacebook、Instagramにはライブ機能があり、面識ない同士でもリアルタイムでのコミュニケーションができます。しかし、あくまで文字でのチャットしかできないので、これも直接音声で会話するには薄いものです。
また、昨年zoomが話題になりました。確かにリアルタイムで会話できるものですが、約束もせずふらっと面識がない人同士で会話するというような使われ方はしません。
これに対してClubhouseはこれが全て初めて揃っています。そのため、知らない人同士で、平和に濃いコミュニケーションができます。また、映像機能がないことで、zoomなどで上半身だけスーツの人が出てくるなど、どんな格好でも参加できるのも、ハードルを下げている要因になっています。
③異業種での交流が起こりやすい
これらの要因が相まって、異業種での交流が起こりやすいようです。あるバイオリニストの方がClubhouseでなんでもリクエストに応えるRoomをしており、一度もクラシックを聞いたことない人たちがたくさん集まってリクエストしたりしていました。
クラシックに興味のない人に対して、クラシックに触れるきっかけを作るのにはとても適しているSNSかもしれませんね。
◯おまけ
2021年2月現在、Clubhouseのアイコンは以下のものです
実はこのアイコン、実在するClubhouseのアカウントから使用されているそうです。詳細は不明ですが、Clubhouseでその月に活躍した人がアイコンになっているそうで、毎月アイコンは変わるそうです。
また、一部ではYoutuberのようにClubhouserなんて呼ばれ始めたりしています。今のHIKAKINさんのように無名な一般人から突然日本一のClubhouserが現れ、アイコンになる未来がやってくるかもしれませんね。
お知らせ
岩井翔平ボイストレーニングサロンでは、現在生徒募集中で、体験レッスンを実施しています。初心者の方からプロ志望の方まで、幅広くレッスンに通っています。
よく「ボイトレはプロを目指す人が行くもののイメージがある。私なんかが良いのでしょうか?」と言われることがあります。しかし、ジムにはボディービルダー以外の一般の方も多くジムに通うように、ボイトレも気軽に通う場所であって欲しいと願っています。
声は磨けば一生使えるものであり、外見と同じくらい、相手からの印象に関わります。外見に気を遣っている人は多いですが、声に気を遣っている人が少ない分、一歩リードすることが出来ます。
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