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こんにちは、テノール・ボイストレーナーの岩井翔平です。
1月末に突然日本でも流行りだしたClubhouse
私も何度かRoomを設立し話すのに挑戦中。ですが、人のRoomを聞くのと、自分で企画して話すのでは難しさが全く違います。
しかし、2021年2月14日現在、流行りだしの「お祭り状態」から落ち着き、開催されているRoomも減ったと思います。有名人たちの出没も減った気が・・・
皆さんも
- とりあえずアカウント作ったけど、なんか合わない
- 一気にハマって睡眠不足で疲れた
- まだ招待枠がないorそこまでして始める気がしない
- 張り切ってる人に温度差を感じる
などで早速放置している、始めるタイミングを失った方も多いのではないでしょうか?
実は私も、新しいものに飛びつくのは苦手なタイプです。だから始めるときも抵抗がありました。また2週間近く使ってきた中で、これは人が離れていくかもな・・と思ったこともありました。
また、今回セキュリティの不安を指摘する記事も出たので、まだ始めてなくてどうしてもやってみたい!とかではない限り様子見がいいのかなと思っています。
というわけで今回は皆さんが
Clubhouseが面白くないと思ってしまう3つの理由ピックアップし、取り上げていきたいと思います。その前にClubhouseが何かわからない方はこちらの記事をどうぞ
Clubhouseがつまらないと感じる人の3つの理由
今回は以下の3つの点に着目してみたいと思います
- ①自分語りする人が場を壊す
- ②真面目なRoomについていけない
- ③雑談系Roomもルールがなさすぎて話が散らかっている
それでは、ひとつずつ見ていきましょう
①自分語りする人が場を壊す
自分語りと言って、誰も聴いていて得しない自分の話を長々してしまう人が続出しています。こういう人たちが場を占領していまうことがあります。原因は様々ですが
- 憧れの人と会話できて、つい舞い上がってしまう
- 話がまとまらなくて自分でも何話しているかわからなくなる
- 自分の意見をどうしても言わないと気がすまない
- とにかく喋ったもん勝ちと思っている
などでしょうか。ただこれはオフラインでも自分の話ばかりしてしまう人がネット上に現れている、ことも多いかも。
ところで、今Clubhouseでは「ファシリテーター」が求められていると言われています。
ざっくりいうと、ワイドショーなどで話を人にふったり、長い話や本筋から逸れた話を切り上げたりする、議論を円滑に進めるための人のことです。実はClubhouseでファシリテーターが着実にフォロワーを伸ばしています。
そして、この言葉をもじって自分語りする人を「シャシャリテーター」なんて呼ばれており、Clubhouser(クラブハウサー)の間でも嫌がられています。Speakerが全員シャシャリテーターなんてRoomは最悪ですね。
ただ、私は自分語り自体が良くないというよりは、有益で面白い「聞き手」を意識した自分語りならアリだと思います。重要なのは
だと思います。
とはいえ、私もTwitterで6万人近くフォロワーがいる赤髪社長とお話した時は緊張して全く話せませんでした。私を含め、まだ皆Clubhouseに慣れていないのだと思います。
②真面目なRoomについていけない
他のSNSとClubhouseを比べると、真面目なタイトルのRoomが多いと感じます。私が見る限りこんなタイトルのRoomが多いです
- 「月収◯万副業で稼げるようになった僕がノウハウ教えます」
- 「これから起業しようと思っている若者へ今すべきこと」
- 「クラシック音楽とコロナを考える」
このように真面目系にも「ビジネス系」「議論系」と分類することができます。
これらはそもそも緩い話題を求める人にとっては、ニーズに合わないですね。
まず、「ビジネス系」ですが、本当に有益な情報交換している部屋もありますが、簡単に誰でも稼げるなど半分詐欺のような話をしている部屋もあると思います。
こういったビジネス系の情報を必要ないと感じる人達からは、いい部屋も胡散臭い部屋も全てが胡散臭く感じてしまうのだと思います。
次に「議論系」は、興味がある内容の議論だったとしても色々な理由があって出ていってしまう人が多いように思います。
まず、このSNSが録音できないことが裏目となって、その業界の悪口大会になってしまうことが多いです。居酒屋で政治の話題をすると自然と悪口になっちゃう感じだと思います。そこに違う業界のこと勉強したいと思ってその業界ではない人が入室してきても、怖くて退出してしまいます。
また、専門用語を多用しすぎたり、途中から入室した人が理解できない長い話や難しい話だと退出してしまいます。
Clubhouseは全員が最初から話を聴いているわけではないので、途中参加でも加われるような話し方をするのは至難の業だと思います。そもそも途中参加しても話の輪に入れるようなトークを心がけられている人はまだ少数だと思います。
また、このようなテーマのあるRoomは、情報収集を目的として聞き手は集まるので、雑談が長引くと、聞きに来ている人の目的と合わないので退出してしまいます。情報収集しようと思って途中で入ってきたらちょうどそのタイミングで雑談してた、なんてこともあります。
このように真面目系Roomが面白いと思えない人たちが居場所を失ってしまい、Clubhouseへの興味も薄れていきます。
③雑談系Roomもルールがなさすぎて話が散らかってしまう
こういったことで真面目系Roomが嫌で、もっと緩い部屋ないかな・・・と言ってたどり着くのが雑談系のRoomです。しかし、ここでも上手く行かないことがあります。
雑談の部屋は、メンバーが全員知らない人だとすると、最悪の場合知らない人の知らない話題が展開されていることがあります。また、ルールがなくファシリテーター不在だと、シャシャリテーターが場を占領してしまい、誰も止められなくなることも出てきます。こうして雑談系のRoomにも居場所を見つけられずClubhouseが嫌になってしまう人が続出しているように思えます。
◯まとめ
今回はClubhouseやってて、私が遭遇した「みんなこれは嫌になりそうだなあ」と思うことをリストアップしていきました。
しかし、まだこのアプリは黎明期。皆が試行錯誤している最中です。冒頭でも触れましたが、私も実際Roomを企画して話すのは本当に難しかったです。そんな私を含め、まだRoomを企画したり話している人たちは、聴いている人が楽しいか?途中から参加した人も理解できるRoomか?というところまでは突き詰められきれていない段階だと思います。最初から完璧な運営やトークはできないと思うので、しばらく温かい目でRoomを立てている人を応援していけばいいのかなと思います。
逆に言えばこれらの状態を上手くクリアして安定したRoomを作っていける人がものすごい有名人になるなんて未来も想像できますね。
◯追記
【速報 スタンフォード大学のSIO(インターネット監視機関)が12日報告書を発表し、クラブハウスのデータ管理の弱さを指摘】
最近速報でこういったニュースが出ましたね。まだ可能性なので危険と断言することも、安全と断言することもできないかなと思います。まだ始めていなくて不安な方は様子見でもいいのかもしれませんね。
◯おまけ
早速アプリのアイコンの人物変わりましたね。
シンガーソングライターのAxcel Mansoorさんだそうです。
Clubhouseでも声の役立つ情報を発信するなど、少しでも声に悩んでいる人の力になれるよう日々試行錯誤しています。
お知らせ
岩井翔平ボイストレーニングサロンでは、現在生徒募集中で、体験レッスンを実施しています。初心者の方からプロ志望の方まで、幅広くレッスンに通っています。
よく「ボイトレはプロを目指す人が行くもののイメージがある。私なんかが良いのでしょうか?」と言われることがあります。しかし、ジムにはボディービルダー以外の一般の方も多くジムに通うように、ボイトレも気軽に通う場所であって欲しいと願っています。
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