新たにライセンス取得!

この度、ボイストレーナーの小久保よしあき先生が主宰の
SVC科学的ボーカルコーチ養成講座の全過程を終えて、SVC認定コーチとしてライセンスを取得しました。
※SVCのHPの「認定コーチ一覧」(こちら)にも掲載していただきました
半年以上の月日をかけて、ようやく取得しました
小久保先生のお陰で5年前に独立できた
小久保先生と初めてお会いしたのは、6年前。
まだ私はカフェと塾講師のアルバイトをしながらボイストレーナーをしていた頃です(写真は当時のもの)

先生と出会ったことで、私は翌年にボイストレーナーとして独立出来ました。
そこで今回は、
- 小久保よしあき先生とは?
- 小久保先生のおかげで独立できた2つの影響
- SVCとはどんな講座?
- このライセンスを取得した上で今後について
これらのことについてお話ししていこうと思います
小久保よしあき先生とは

1:科学的に声を研究し、発信している
小久保先生は、論文をたくさん読まれたり、学会に顔を出したりもされています。
そして、その科学的な情報をYouTubeで発信されています。
2:ハリウッド式ボイストレーニングの多くのライセンスを取得
小久保よしあきボイストレーニングスタジオHPのプロフィールより引用
・Vocology In Practice(ViP)公認インストラクター
・元VT Artist Development所属アーティスト・デベロッパー(Gold Label)(2012年3月~2019年4月)
・元Speech Level Singing公認インストラクター(2012年1月~2013年12月)
取引実績:株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ、株式会社ソニー・ミュージックエンターテイメント、エイベックス・マネジメント株式会社、株式会社LDH JAPAN、株式会社ぐあんばーる…(一部のみ掲載、敬称略)
引用:https://kokubovoicetraining.com/profile/
世界的にも主流で、多くのボイストレーナーが導入している「ハリウッド式ボイストレーニング」を本格的に学び、その実績のある先生です。
経歴にもある通り、私が2025年1月に取得したVT-RVを主宰しているVT Artist Developmentでもトレーナーをしていた実績もあります。
3:”BRIDGE”というボイストレーナー2人組コンビでSNSで大バズり中

現在、川野淳先生というボイストレーナーと2人で「BRIDGE」というコンビを組み、学園エンタメ風のボイトレのショート動画の発信をされています。
- TikTokフォロワー数 190,000人
- YouTubeチャンネル登録者数 20,000人
- Instagramフォロワー数 19,000人
という驚異的なフォロワー数がいます。2025年11月にはBRIDGEの本まで出版されています。
BRIDGEのHPはこちら
小久保先生のおかげで独立できた理由
1:科学的なボイトレ情報発信に救われた
先生と出会った6年前の時点で、すでにYouTubeに動画を発信しておられました。
私が動画を拝見した当時、長年の声に関する謎がどんどん解けて感動しました。
アルバイトの休憩時間を利用して、何度も動画を一時停止しながらノートをとりました。
その記録は今でも残っています。
それがきっかけで、レッスンが格段にやりやすくなりました。
今思うと、あの動画との出会いがあったお陰で、私がまだボイストレーナーとして経験が浅くても、質の高いレッスンが最初から出来たと思っています。
2:先生主催のボイストレーナー飲み会で衝撃を受けた
当時、小久保先生が私にも声をかけてくださり、先生が主催のボイストレーナーだけの飲み会をやったことがありました。
その時同席していたボイストレーナーの皆さんは、
- 独立してかなり活躍されている方
- YouTubeで何万人も登録者がいる方
- ミュージカルの現場で歌唱指導をいくつもされている方
- 個人レッスンで教えられる人数の限界を迎え、グループレッスンや様々なセミナーを企画している方
本当にたくさんのボイストレーナーの方とお話しすることが出来ました。
当時の私からしたら衝撃の連続でした
あの方たちのように、ちゃんとボイトレで活躍出来るようになりたい
そう思う人生のターニングポイントになった会でした。
SVCとは?3つの特徴

私個人が抱いたSVCのイメージを、3つ紹介します。詳細を知りたい方はSVCのHPをご覧ください→こちら
1:ハリウッド式ボイストレーニングを中心とした講座
ハリウッド式ボイストレーニングは、マイケル・ジャクソンも取り入れていた、世界的にも主流のメソッドです。
今年の1月に取得した認定資格のVT-RVも同じハリウッド式で、今回2つ目の認定資格取得です。
2: ハリウッド式以外の講義も豊富
今回取得したSVCは、講義の網羅生・多様性もかなりありました。
- Estill Voice Training(ハリウッド式と並んで、世界2大メソッドとも呼ばれている)の講義
- 発声に関する科学的な学問の講義
- コーチングに関する講義
- 教室経営や集客についての講義
「独立するために必要なことを、丸ごと学びたい」
という方には全部パックになっているような充実した講義内容でした。
3:コミュニティがある
この講座に参加した人たちのコミュニティがあり、意見交換をしたり、集まって遊んだりなどしています。
個人で働いているボイストレーナーも多く、横のつながりで発想を広げることが出来ます。
この講座を受けた3つの理由
1:「小久保先生から学ばせてもらった」とちゃんと表明したかった

先述の通り、私はボイストレーナーとして独立出来るようになる前から、YouTubeを通して小久保先生から学び、それをレッスンでも活かしていました。
それなのに
「小久保先生からYouTubeで無料で学んだ」というだけでは、あまりにも説得力がないな…と思っていました。
これだけ影響を受けているのに、「私はSVCではない」というのも、なんだかものすごくモヤモヤしていました。
2:ハリウッド式ボイトレを更に極めたい

ハリウッド式は多くの人から教わるべき
ハリウッド式ボイストレーニングは、先述の通り、VT-RVで既に受講させていただき、ライセンスをひとつ取得しています。
SVCで更に学んだというのは、決してVT-RVさんが物足りなかったということではありません(むしろ濃密すぎて、ものすごく勉強になった)
そうではなく、私はハリウッド式ボイトレは、なるべく多くの人から教わることが重要だと考えています。
それはなぜか?少しだけ説明します。
そもそもハリウッド式とは?
誤解を恐れず、簡単に説明すると、ハリウッド式ボイトレは
①生徒の声を
「高い音で叫んじゃう人」「高い音で裏返っちゃう人」
「そもそも地声が弱い人」に分類する②そのタイプの人に対して適した音階・母音・子音を選ぶ
というものだと認識しています。
つまり、私はハリウッド式は
発声練習の「選び方」のメソッドだ
と思っています。
選び方は何通りもある
しかし、選び方といっても、答えはひとつではありません。何通りも考えられます。
例えば、同じ病気になっても、お医者さんによって出す薬が違いますよね。
ハリウッド式も同じです。
「選び方」を学んでも、そのボイストレーナーによって何を処方するか?の傾向や、選ぶときに何を優先するか?の考え方は違ってきます。
実際、SVCを受講してから、これまではあまり使っていなかった発声練習を選ぶようになったり、
考え方がより多様になって、レッスンでも引き出しが増えたと感じました。
3:SVCコミュニティにボイストレーナー仲間がたくさん所属していた

また、このSVCを受講し、コミュニティに所属している知り合いのボイストレーナーさんがたくさんいました。
彼らと交流をしたりしているのに、自分だけSVCではない、というのにもやはり違和感がありました。
また、私は個人ボイストレーナーは発想がガラパゴス化しやすいと思っています。
誰とも交流せずひとり篭っていると、どんどん独りよがりの発声理論を築いたり、それを生徒に押し付けたりしてしまうのではないか?と危惧しています。
そうならないためにも、いろんなボイストレーナーと交流出来るところに身を置くというのはすごく大切だと感じています。
今後についての3つのこと〜今度は自分の番〜
動画発信で多くの人に情報を届けたい
私もYouTube動画を通して、小久保先生から学んだように動画を通して、多くの人に情報を届けたいと思っています。
不特定多数の人に情報を届けるには、より正確で、より客観的で偏見のない知識をもっていることが大切です。
今回認定をとったことで驕ることなく、今後もインプットに励みながらも、ちゃんと自分が学んだことをアウトプットしていきたいと思っています。
今度は私が独立したい新人ボイストレーナーの力になりたい
- 小久保先生を通してボイトレの情報に出会えたこと
- 独立前に独立しているボイストレーナーたちとお話しさせていただく機会があったこと
その経験がなければ、今の自分はないと思っています。
今は動画の届け方の試行錯誤でかなり時間と労力を取られていますが、自分の知見を独占することなく、
必要とする方たちにちゃんと届けるということをしていきたいと思っています。
SVCのアドバンスのライセンスをとる
今回取ったSVCのライセンスにはアドバンスというもうひとつ上のライセンスがあります。
現在アドバンスの取得に向けて準備中です。